大学生でもある程度の敬語は話すことが出来るかもしれませんが、学生と社会人では使う単語や文章が違ったり、今まで使ったことがない言葉を使わなければいけない場合も多いので注意が必要です。
話し慣れていないととっさに謙譲語と尊敬語の使い分けが上手く出来なかったりすることもあるので、本来尊敬語で話すべきところを謙譲語で言ってしまうなどということに注意が必要なのです。
間違った言葉遣いは、そのまま自分への評価に直結してしまうことも社会人の特徴です。
特に入社数年目ともなれば、新人として甘く見てはくれなくなります。
上司からの信頼を得る為にも、きちんとした言葉遣いをマスターしておくことが重要なのです。

最近では正しい言葉遣いのセミナーなどが開催されていますから、そういったセミナーに参加してみるということも一つの方法でしょう。
また、口をならすためにも自宅で声に出して練習してみることもおすすめです。
とっさの時でもすぐに正しい言葉遣いが出来るように、慣れるまでは練習を積むことが必要となるでしょう。
敬語や言葉遣いについてまとめられた本やサイトを見てみることもおすすめです。
こちらの『看護師のための敬語講座』は前提が看護師向けとはなっていますが、よくある敬語の間違いやビジネス面での実際の使用例なんかが書かれていて、分かりやすいサイトです。

また、言葉遣いだけではなくマナーも大切です。
取引先での振る舞いのマナーなどが出来ていないと、自分だけではなく同僚や上司にまで迷惑をかけてしまうことに繋がります。
事前にマナーについて上司に相談してみたり、本などを見てある程度の知識を身につけておくことが大切です。
正しい言葉遣いや振る舞いを身につけることが出来れば、仕事だけではなく私生活の人間関係や恋愛関係にも役立つことでしょう。